2ch洒落怖「2つの鳥居」

67 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.3][新芽] (ワッチョイW 77ea-6PDL [2400:2411:741:8400:*]) :2025/12/17(水) 02:39:42.67ID:LSJS0DS60

行けそうなので書かせて頂きます。
私は過去に2回程引っ越しを経験しておりまして、その内の一つにガストに近い家があったんです。近くにめぼしいファミレスも無かったので頻繁に家族でそのガストに行っていました。でもそのガスト、少々変な点がございまして、駐車場の真ん中に「この先には絶対に入らないで下さい」って書いてある看板が立て掛けてあったんです。まあそれだけなら私有地に立ち寄らない様にさせる為なんだなぁ〜と思えるのですが、その看板の向こうは足も見えない位木々が生い茂っており...なかなか不気味で異様だったのを覚えています。

68 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.3][新芽] (ワッチョイW 77ea-6PDL [2400:2411:741:8400:*]) :2025/12/17(水) 02:43:23.37ID:LSJS0DS60

そんなある日、いつも通り車でガストに向かっていた訳なのですが、急に親父が「缶コーヒーを捨てたい」と言ったんです。この車の中には当然ゴミ箱が備え付けられてありましたから「そのゴミ箱に捨てれば良いじゃん」と私は言いました。しかし親父は「いや捨てたい。今すぐ捨てたい」の一点張り会話が成立せず、何処か冷静さを失っているかのようでした。更に「お前もついて来い」と親父は私の腕を掴んで下車。そのまま看板の後ろへ...あの生い茂っている異様な空間へと足を運んでしまったのです。
暫く歩いて行くと広い空間に辿り着きました。そこには河原が広がっており、辺り一面が砂利で覆われていたのを覚えています。流石に私は「これ絶対戻った方が良いよ」と親父に申し出ました。しかし親父は
「黙れ」
この一言しか発しませんでした。
戸惑いながら辺りを見渡すと、河原の流れている音が響く中、私の目に留まった物がありました。それは河原の中心に聳え立つ二つの鳥居でした。

70 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.3][新芽] (ワッチョイW 77ea-6PDL [2400:2411:741:8400:*]) :2025/12/17(水) 02:46:53.90ID:LSJS0DS60

流石に恐怖心を覚えずにはいられませんでした。でさえ意味不明なのに、この聳え立つ物体が私の恐怖心を格段に引き上げたのです。私は親父の手を全力で引きました。ぴくりともしません。心なしか日にが入っていない様にも見えました。その場で膠着する親父を置いて行くことなど到底出来ず、私はその場で蹲りました。すると

カーン

と、音が鳴りました。すると間髪入れずにまた

       カーン

と鳴りました。この時私はその音は心なしか私の方に近づいている。そう思いました。そして

             カーン

...私の日の前で、その音が鳴りました。
もう勘弁して下さい。私はそう思いながら、ゆっくりと顔を上げました。すると

目の前には看板が立っていました。
そう、あの立ち入り禁止の看板が

その後の記憶は曖味で、ガストで自分が何を食べたかすら覚えていません。
親父に聞いても「そんな事は一度もなかった。多分夢と混ざってるんじゃ無い?現実が」の一点張りでした。本当に夢だったのか、現実の出来事なのか。どちらかなのかは今でも分かりませんが、一つ言えるのは

あのガストに行く事は、もう無いという事だけです

おすすめの記事